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Graduate
卒業生の声

  • 小嶋 喜恵
    2015年度卒業 管楽器リペア科

    職業 楽器店勤務

    在学中に学んだ事は?

    管楽器リペア科に所属していましたが、アンサンブルやコード理論をはじめ色んなジャンルの授業を取っていました。主科である管楽器リペアの授業では、楽器の音が鳴る仕組みからはじまり、木管楽器のタンポの交換、金管楽器の凹出し、はんだ付けなどひとつずつ技術を習得していきました。自分の手で楽器が治って行くのは達成感もあり、実際に良い音で鳴ってくれると、とても嬉しいです。他の授業で音楽そのものについての理解を深たり、友人たちとアンサンブルができたことも幸せな思い出です。先生に誘っていただいて、学外のジャムセッションに参加したり、ジャズライブに行ったりもしました。生演奏の良さに改めて気付き、今でも出来るだけ生で聴くようにしています。学内外で様々な方と出会い、色んなお話ができたことは現在の接客にとても繋がっています。修理も、お客様の財産である楽器をお預かりするので、技術者に対する信頼がないと安心して預けていただけません。技術者にもトーク力が必要ですし、学生のうちに沢山の人と話をしてトーク力を磨いておきましょう!!

    仕事はどんな内容ですか?

    現在は地元である福岡県で、管楽器専門店に勤務しています。販売の仕事についていますが、修理を学んだことで楽器のことにより詳しくなれたので、お客様との会話の中でもより深い話ができるようになり役立っているなと実感しています。 一言で販売の仕事といっても、楽器本体だけでなくお手入れ道具や消耗品、マウスピースやリガチャーなど様々な知識が必要になります。木管のマウスピースであれば材質、ティップオープニングや内部形状、リードとの相性なども理解しておく必要があります。金管楽器は内径とカップ形状、ボアサイズ、シャンク、リムの形やメッキについても詳しく話せるようにならないと、お客様のニーズを理解できません。相当楽器が好きじゃないと覚えていられないですね(笑) 専門店のスタッフとして、また同じ奏者としての目線でも新しい知識を吸収して、お客様に音楽を楽しんでもらうお手伝いができればと思っています。

  • 渡部 駿介
    2021年度卒業 ミュージシャン科

    職業 シンガーソングライター

    在学中に学んだ事は?

    学校では、オープンシラバス制を利用して取れる授業は全て取りました。個人レッスンは、ギターを専攻しました。ジャズギタリストの足塚先生に教えていただいたギター理論やギターの楽しさがあったから、いまの僕があります。シンガーソングライターの授業では、自分がこれからミュージシャンとして生きていくためにどうしていけば良いかという具体的な方法や目指す場所などについて考えることができました。 他にも、ドラム、サックス、フルート、エレクトーンなどたくさんの楽器に挑戦しました。“音楽は自然の中にある” 僕は、そう思っています。大自然の中に囲まれた南部校だからこそ、出てくるメロディー、書ける歌詞、心のままに、音楽を表現できる場所です。そして、南部校で出会った最高の仲間たちと奏でた音楽、過ごした時間は、かけがえのないものでした。国立音楽院で学んだ2年間は、僕の青春であり、源点です。

    仕事はどんな内容ですか?

    2027年11月2日に日本武道館で歌うことを目指して東京で音楽活動を行っています。 近所のスーパーの品出しバイトをしながら、音楽活動をしています。

    主な活動内容

    ・2024年3月1日初ワンマンライブ達(11名来場)
    今後の活動内容(2024年)
    ・2024年5月11日(CD作成) ・5月12日 レコ発
    ・2024年7月28日 第2回ワンライブ(30名動員予定)
    ・2024年8月2日 チーム結成
    ・2024年11月2日 チーム初ライブ(100名動員予定)

  • 鈴木 ゆりこ
    2019年度卒業 ギタークラフト・リペア科

    職業 製造業

    在学中に学んだ事は?

    私は社会人を経て入学しました。
    専攻のギタークラフト・リペア科では、まだ開校間もなく、設備や環境があまり整っていませんでしたが、先生やクラスメイト達と工夫しながら作業に取り組んだことは思い出の一つです。
    オープンシラバス制を利用して、ロック・ジャズの理論や演奏についても学ぶことができました。
    プロの先生から指導して頂ける個人レッスンも非常に自分の力になりました。
    ここで得た製作、演奏両方の経験は、私にとってかけがえないのない財産です。

    仕事はどんな内容ですか?

    2年生の在学中にギターメーカーへの中途採用が決まりました。
    学校へはなかなか通えなくなりましたが、先生方が後押ししてくださり、好きなメーカーに就職することができました。
    開発設計課に配属になり、NCプログラムの作成、加工治具の作成といった設計業務の他、イベントでのPR活動など様々な経験をさせて頂きました。
    楽器店で自分が設計したギターを見て嬉しかったこと、お客様に喜んで頂けたこと、大好きなアーティストのギター製造に関われたこと、尊敬する方々と仕事ができたこと…全てが私の宝物です。

    現在はギターとは別の製造業に従事していますが、CNCをはじめとした工作機械や木工機械の設定、操作を行って製品を作っています。
    トライアンドエラーの繰り返しで苦しい時もありますが、これまでの経験がとても役に立っていると感じています。
    凄い方がたくさんいるので、本当に勉強になりますし、とても楽しいです。
    知識や技術に性別も年齢も関係ないので、やりたいことがあるのなら絶対にやった方がいいですよ!

  • 寺澤 友姫乃
    2018年度卒業 リトミック本科

    職業 株式会社小学館アカデミー

    在学中に学んだ事は?

    音楽療法をメインに学んでいましたが、オープンシラバス制という事もあり、幼児リトミックやジャズなど幅広いジャンルを学ぶことが出来ました。
    また、国立祭やクラス内発表会など生徒同士協力しあって1つのイベントを作り上げていく中で、協調性やチームマネジメントも学ばせていただきました。

    仕事はどんな内容ですか?

    音楽療法やリトミックを活かせるよう、新たに保育の勉強をし、現在は保育士として働いています。行事や日々の保育でも、常に『生の音楽を届ける』ことを大切にしながら、子ども達と一緒に成長させてもらっています。

  • 西村 桃子
    2023年度卒業 ピアノ調律科

    職業 JMG株式会社 調律師

    在学中に学んだ事は?

    ピアノの調律や修理の事を学びました。
    ピアノがたくさんあり、色んなピアノで調律や修理、張弦の練習をしました。
    先生は私が苦手な所を何回も教えて下さり、私に合わせてご指導して下さいました。
    先生は、仕事中に実際に起こった経験も教えて下さり、今の仕事にも生かす事ができています。

    仕事はどんな内容ですか?

    ピアノの調律・修理・クリーニングをしています。
    お客様のお宅や学校でピアノの調律をしたり、必要に応じて修理の提案をし、部品を工房に持ち帰って修理をします。
    家庭の状況により、ピアノに色々な症状が出ます。
    お客様によって弾き方や感じ方の違いがあるので、要望を詳しく聞き、的確にアドバイスできるように勉強しています。
    最初はわからない事だらけでしたが、日々たくさんのピアノと出会えるので経験を積むことができます。